外壁塗装の下地処理はめちゃくちゃ重要って知ってました?
「築10年が経過して、そろそろ外壁塗装を考える時期?」
「ひび割れや汚れも目立ってきているし、どうしよう」
そんなきっかけで外壁塗装工事を検討される人は多いのではないでしょうか。
そして外壁塗装工事を検討している人のほとんどが不安に思っていることが「良い工事をしてくれるのか?」だと思います。
ですが、「良い工事」といっても大体の人がわからないと思います。
高級で高品質な塗料を使うことなのか?じっくりと時間をかけて塗装をすることなのか?
良い塗装工事と判断する上で外せない重要なことが1つあります。
それは『下地処理がしっかりとおこなわれているか』ということです。
下地処理とは、上塗りとなる塗料が壁面としっかり密着するように、塗装する下地面の汚れを落とし、劣化部分を処理して整える作業のことです。
この下地処理がきちんとおこなわれていないと高品質な塗料を使用したとしてもすぐに剥がれてしまったり、塗料本来の性能が発揮されずに早めに劣化が発生してしまう場合があります。
つまり、下地処理の質の良さが外壁塗装の質の良さを大きく左右するといっても過言ではないのです。
この記事ではそんな下地処理の重要性など塗装工事を検討している人にとって参考になる情報を紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
見出し
どうして外壁塗装工事には下地処理が重要なのか?
下地処理は塗料の密着度を高めるためにおこなう
塗装工事と聞くと、ただ塗料をそのまま壁に塗ればいいと思っている人も多いと思います。
しかし、そうではありません。
冒頭で少し述べたように、下地処理という作業が必要になってきます。
下地処理とは、壁面に付着しているホコリやサビや汚れ、コケやカビなどを高圧洗浄で除去して、ひび割れなどを補修する作業を指します。
塗装をする前に、塗料がしっかりと塗れる状態に壁面を整えるということですね。
壁面を洗浄・補修して滑らかにしないと塗料がしっかり密着しないため、下地処理の工程がとても重要なのです。
下地処理を怠るとどうなるのか?
ここからは下地処理をしっかりとおこなわないと起こる代表的な症状3つを紹介していきます。
【ひび割れ】
ひび割れの補修をしっかりとせずに塗装をすると、塗料でひび割れが埋まり見えなくなったとしても、すぐにひび割れが発生してしまいます。
再発したひび割れから雨水が浸入すると、最悪の場合は雨漏り発生の原因になります。
【塗膜の剥離】
既存の塗膜の劣化している部分を高圧洗浄などでキレイにしないと、どんなに高品質な塗料で塗装をしたとしても、すぐに塗膜が剥がれるような不具合が生じてきます。
【塗膜の膨れ】
下塗り材を塗装したあと乾燥時間が足りなかった場合、閉じ込められた水分が気化することで膨れが発生してしまいます。
下地処理をすることのメリット
しっかりと下地処理をすることで、仕上がりの良さに繋がる
下地処理をしっかりとすることで、塗装の仕上がりがとても良くなります。
下地処理の種類は本当にさまざまで、高圧洗浄、ひび割れの補修、腐食や欠損部分の補修、その他にも、塗装の膨れや剥がれ、サビの発生している部分のケレン作業といった細かい作業まですべて下地処理の1つです。
もしも上記の作業が適切におこなわれないまま塗装をしてしまうと、表面に凹凸が発生したり、劣化が早くに発生したり、仕上がりの色味が変わってしまう可能性が出てしまいます。
下地処理によって、耐久性も変わってくる
塗装する表面に汚れが残っている状態で外壁塗装をおこなってしまうと、外壁材と新しい塗装の間に塗料の機能の邪魔をするホコリやカビなどが多く挟まっている状態になります。
こういった場合、塗料の機能を最大限に発揮させることができないため、耐久性も低下してしまい塗装が剥がれたり、塗装が膨らんだりとトラブルが発生しやすくなってしまいます。
ということは、下地処理をしっかりとおこなうことで外壁塗装の耐久性を十分に維持させることができるのです。
下地処理をしっかりするとトータルコストが下がる
塗装する前の下地処理を念入りにおこなうことで、外壁塗装の耐久性が上がると先述しました。
塗膜の耐久性が上がるということは、どういうことに繋がると思いますか?
耐久性を上げることができれば、次回の塗り替え時期を延ばすことに繋がるのです。
塗り替え時期を延ばすことができることにより、長期的にみるとランニングコストを抑えることになります。
適切な下地処理には業者選びが大切
下地処理は、外壁塗装の基礎となる部分であり、最終的な仕上がりを大きく左右する重要な工程です。
何度もしつこいと感じるかもしれませんが、それほど重要だということです。
これで最後なのでお付き合いください。
下地処理がしっかりおこなわれていないと、いくら腕のたつ優秀な職人の手にかかったとしても良い仕上がりになりません。
では、どうすればいいのか?
それは「下地処理が外壁塗装にとって重要なもの」としっかりと理解して適切におこなってくれる業者に依頼することです。
下地処理を適切におこなってくれる業者は、外壁塗装のことを理解しているため、地域密着型で実績のある下地処理を重視してくれる業者に依頼することをおすすめします。