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汚れにくい家にするためにできること


この記事の監修者

佐伯 明彦 (株式会社ソラ SOLA)

所有資格外壁診断士

外壁施工において構造性能や耐火耐久性能など外壁塗装をお考えの方に対して アドバイスをおこなっております。

外壁塗装をする最大の目的は、家を保護することです。
そして、もうひとつは、美しさを長く保つということです。

この両方を形にしていくためには、汚れにくい家にするということが大切になってきます。

では、汚れにくい家にするためには、どうすればいいのでしょうか。
今回は、そのための塗料やメンテナンス方法などについて、説明していきたいと思います。

あなたが大切な家で快適なくらしをしていくために、お役に立つことが見つかると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

汚れにくい家をつくることが大切

汚れにくい家をつくるために大切なことのひとつは、汚れにくい塗料を選ぶことです。
外壁が汚れやすい状態だと、外壁塗装をしても「保護」と「美しさ」を維持できません。

外壁には、さまざまな汚れや劣化症状が発生します。
それは雨だれ、藻、コケ、カビ、変色、色褪せ、サビなど多岐にわたるのですが、どれかひとつでも外壁に発生すると、美しい印象を与えることができなくなります。

さらに、症状を放置してしまうと、範囲が広がり、劣化を早めることになります。
ゆえに、汚れにくい塗料を選び、長く美しく快適な家にすることが大切です。

次からは外壁に発生する汚れと種類について、詳しく説明していきたいと思います。

外壁に発生するさまざまな汚れ

外壁に発生する汚れの種類は、本当にさまざまなものがあります。
代表的なものを、確認していきましょう。

雨だれ

雨だれは、基本的に雨があたる場所ならばどこでも発生する汚れです。
窓枠や換気口など壁から突起物のように出ている場所でも多く見られ、水が垂れた黒いあとが付着します。

どんな住宅でも見られる汚れのひとつです。

空気中に含まれているちりやほこりなどが外壁に付着し、雨で流れるときに発生します。

洗えば落ちる場合が多いので、家庭用の高圧洗浄機や中性洗剤で落とすといいでしょう。

藻・コケ・カビ

藻・コケ・カビは、日当たりが悪い、風通しが悪い、湿気が多いなどという条件下で発生する症状です。

吸水性の高い塗料を使用している場合、水分が壁にとどまる時間が長くなるため、藻などが発生しやすくなります。
発生を抑えたいなら、吸水性の低い塗料を使いましょう。
防藻性や防カビ性を備えている塗料もありますので、選択肢のひとつとして覚えておいてください。

藻が発生したとしても、まだでてきたばかりのものなら、家庭用高圧洗浄機で除去することが可能です。

これで除去できない場合は、屋外用のコケとり剤やカビとり剤を使用して落としておき、最後は薬剤もしっかりと落としましょう。

なぜなら、後に変色を引き起こしてしまうかもしれないからです。

サビ

サビは空気中に含まれている酸素と水分が、金属に付着して化学反応を起こし、発生します。

さらに、このサビが雨水によって、拡大していきます。
サビは、外壁塗装をするタイミングなら、こすって落とし、上から塗装をすることで対応できるのですが、塗装後は、サビ落とし剤で落としていくしかありません。
サビ落とし剤もしっかり落とすよう注意しましょう。

また、ガルバリウム鋼板を外装材として使用している場合は、すぐさま繊細な対策をしなければならないので、業者に依頼してください。

変色・色褪せ

雨や紫外線などといった外的要因により、外壁は色褪せたり変色したりします。

色褪せや変色は、日当たりの良いところによく見られる症状です。
洗浄できるものではないので、外壁塗装を依頼しましょう。

さまざまな汚れにくい塗料

汚れにくいという性能を低汚染性といい、この性能を持った塗料は、たくさん存在しています。
これは、汚れにくい外壁をつくることが、非常に重要だという証明にもなると思います。

ここからはそんな、汚れにくい塗料を選ぶポイントについて紹介していきます。

シリコン、フッ素以上のグレードを選ぶ

可能であれば、塗料をシリコン、フッ素以上のグレードの高いものを選びましょう。
グレードが低い塗料は、耐用年数も短くなるので、汚れが付着しはじめるのも早く、塗り替えの頻度が高くなります。

とはいえ、高いグレードの塗料だからといって、絶対に汚れないわけではないことを把握して、予算と相談しながら選ぶようにしましょう。

弱溶剤、溶剤

環境や人体への影響が少ないことから、現在、水性塗料が普及してきています。
基本的に水性塗料は、弱溶剤、溶剤塗料と比べると機能が低いとされていますが、最近の水性塗料はそこまで劣るものではありません。

しかし、水性塗料より弱溶剤や溶剤塗料の方が、やはり機能は高いです。
これは、汚れにくいというよりも、汚れにくさをより長く維持する機能が高いと思ってください。

よって、最大の目的がより長く外壁を保護するためなら、溶剤塗料を選ぶことをおすすめします。

2液型

塗料は、1液型と2液型に分けられるのですが、汚れにくさにおいて、あまり差はありません。

しかし、2液型のほうが強い塗膜を形成するといわれているため、こちらも汚れにくさを長い間維持することに長けているということです。

ツヤあり

塗料には、ツヤありとツヤなしの2タイプがあり、ツヤありのほうが、汚れにくいといわれています。

ツヤは、経年により失われていくのですが、ツヤが継続しているうちは汚れにくい状態です。

汚れにくい塗料を使用後に汚れた場合

先述したように、残念ながら絶対に汚れない塗料はありません。
汚れにくい塗料を使ったとしても、いつか必ず汚れます。

ここからは、外壁が汚れた場合の対処法について紹介していきます。

水で洗い流す

外壁が少し汚れてきたなと感じたら、ホースで水をかけて洗い流してください。
屋根から洗い流せば作業がスムーズですが、高所での作業は危険なので、注意が必要です。
さらに、近隣とのトラブルにつながるおそれもあるため、気をつけましょう。

このような少しの手間をかけるかかけないかで、外観の美しさは大きく左右されます。

高圧洗浄をする

汚れはじめは、家庭用高圧洗浄機で洗えば、ほとんどの汚れを除去できます。こまめな高圧洗浄をおすすめします。

薬剤で落とす

高圧洗浄でも歯が立たない汚れは、薬剤をかけて除去していきましょう。

たとえば、藻・カビ・サビなどは、それぞれ専用の落とし剤があるので、おすすめです。

もちろん高所の作業の場合は、危険なので業者に依頼するようにしましょう。

専門業者に依頼する

専門業者に依頼すると、しっかりと汚れを除去してくれることでしょう。

この方法がいちばん確実です。

まとめ

汚れにくい家をつくることの大切さが、伝わりましたでしょうか?
絶対に汚れない家は、残念ながらつくることができません。

だからこそ、少しでも汚れにくい家をつくり、塗り替え頻度や費用を抑えることにつなげてみませんか?

最後までお付き合いありがとうございました。
美しく快適なくらしを続けていくために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。


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外壁塗装業者にはどのような資格や免許が必要ですか?
回答: 外壁塗装業者には建築物塗装技能士の資格があると安心です。また、適正な事業所登録や法令遵守のための各種許可も必要です。

外壁塗装の見積もりにはどのような項目が含まれますか?
回答: 外壁塗装の見積もりには、塗装箇所や使用する塗料、作業工程、費用の詳細などが含まれます。また、追加工事や特殊な工程に必要な費用も含めて提示されることがあります。

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回答: 外壁塗装の保証期間は業者によって異なりますが、一般的に5年から10年程度が一般的です。保証内容については、塗装の品質や劣化、色褪せ、剥がれなどに対する保証が含まれます。

塗装する前に外壁の清掃や下地処理は行いますか?
回答: はい、外壁塗装をする前には、まず外壁の汚れやコケ、藻などを高圧洗浄などで取り除き、下地処理を行います。下地処理には、サビや腐食部分の修復、パテ埋め、クラック補修、サンドペーパーでの表面処理、防腐処理などが含まれます。

使用する塗料について教えてください。
回答: 外壁塗装に使用される塗料には、シリコン系、フッ素樹脂系、アクリル系、ウレタン系などがあります。使用する塗料は、耐久性、色落ち、汚れ落としのしやすさ、色調、価格など様々な要因を考慮して選択されます。

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