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危ない!外壁塗装工事のその見積書、本当に大丈夫?


この記事の監修者

佐伯 明彦 (株式会社ソラ SOLA)

所有資格外壁診断士

外壁施工において構造性能や耐火耐久性能など外壁塗装をお考えの方に対して アドバイスをおこなっております。

外壁塗装を検討している方のファーストステップは、見積書の依頼です。
しかし、見積書を依頼するだけで終わってはいけません。

業者からもらった見積書の内容をしっかりとチェックすることが必要です。

たとえば、工事内容や金額が適正範囲なのか、依頼した工事内容は含まれているのか、外壁の状態に合った工事内容か、などをチェックしましょう。

このようなチェックができない見積書は危険かもしれません。
確認が曖昧なまま工事へ進んでしまうと、手抜き工事や高額な追加請求をされるなどのトラブルに巻き込まれるおそれがあります。

そうならないためには、見積書の正しい見方を知ることが大切です。

今回は、そんな見積書を見るうえでの注意点などについて説明していきたいと思います。
これから外壁塗装をしようと考えている方には、きっと参考になることが見つかると思いますので、最後まで読んでみてください。

外壁塗装の見積書は大切な書類

外壁塗装の見積書は、工事のすべてを把握できる大切な書類といっても過言ではありません。

外壁塗装には、複数の工程がありますが、細かい作業まで理解できる人は少ないでしょう。

見積書を見ても、作業項目が適正なのかなどを判断することは難しいと思います。
とはいえ、内容を把握しないまま契約を結ぶことはとても危険です。

「一般の方は知識がない」ということにつけこんで、必要な作業を省略したり費用を高く設定したりする悪徳な業者もいます。

後悔のない工事をするために、見積書を確認する際の注意点を知っておきましょう。

基本的な外壁塗装の見積書を知ろう

塗料の効果を最大限発揮させるためには、必要な工程を正しい手順でおこなわなければなりません。必要な工程が行われるかを見るには、次の6つの項目が見積書に記載されているかを確認します。

  • ①足場設置
  • ②高圧洗浄
  • ③下地処理
  • ④外壁塗装
  • ⑤付帯部塗装
  • ⑥諸経費

これらの項目がひとつでも欠けていると、手抜き工事の可能性があります。

外壁塗装の見積書で注意すべき点

外壁塗装の見積書で注意してチェックすべき点が5つあります。

  • ①塗料メーカーと商品名が記載されているか
  • ②下地処理の内容が明記されているか
  • ③塗装の工程は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りか
  • ④見積もり単位に「一式」が多く並んでいないかv
  • ⑤工程ごとに具体的に記載されているか

これら5つのポイントをおさえてチェックすることで、適切な工事かどうかを判断することができます。
業者選びに役立つので、しっかりと覚えておいてくださいね。

塗料のメーカーと商品名が記載されているか

見積書をチェックする際の注意点1つ目は、塗料のメーカーと商品名が記載されているかを確認することです。

塗料は、種類によって単価が違ってきます。
そのため、塗料名が記載されていないと、相場よりも高い費用で見積もられる可能性があるため、注意しなければなりません。

記載がない場合は、業者に質問して確認するようにしましょう。

下地処理の内容が明記されているか

見積書をチェックする際の注意点2つ目は、どんな下地処理をおこなうのかということです。
下地処理は、塗料の耐久性に大きく関係する重要な工程です。
そのため、内容をしっかり確認するようにしてください。

下地処理は目視で確認できない部分なので、省略したり手抜きをしたりする業者もいます。
そこで確認する内容としては…

「外壁の劣化について写真などを見せて確認してくれる」
「劣化の状態に合った下地処理を提案してくれる」
「説明と見積書の内容が一致している」
「説明がない、または曖昧な業者は避ける」

となります。
見積書に「ケレン作業」や「クラック補修」など、下地処理の項目が記載されていない場合は、業者に確認することをおすすめします。

塗装の工程は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りか

見積書をチェックする際の注意点3つ目は、塗装の工程が下塗り・中塗り・上塗りの3階塗りになっているかです。

外壁塗装は、基本的に3回塗りになります。
しっかりと3回塗りで塗装されていないと、早い段階で塗料が剥がれるなどの不具合が発生します。

そのため、3回塗りがしっかりと記載されているか確認してくださいね。

見積もり単位に「一式」が多く並んでないか

見積書をチェックする際の注意点4つ目です。見積もり単位に「一式」が多く並んでいないか確認しましょう。

単位を一式で表記すること自体は悪くありません。
ただし、外壁塗装は、ほとんどの費用を面積で計算するので、塗装する箇所としない箇所の区別がつきにくいなど、さまざまな点からトラブルに発展するおそれがあります。

一式が多く並んでいるなと感じたら、業者にすべて確認するようしましょう。

工程ごとに具体的に記載されているか

見積書を見る際の注意点の最後は、工程ごとに具体的に記載されているかを確認することです。

大雑把に記載されている見積書を提出してくる業者はもってのほかです。
細かい工事内容や単位、費用内訳がないと避けておきましょう。

外壁塗装工事は、一般的には高い買い物です。
そのため、工程ごとに具体的に記載されているかを慎重に確認しましょう。

まとめ

外壁塗装の見積書は、工事を成功させるために重要なものです。
とにかく「工事内容がすべて把握できる」ものを提出した業者を候補にすることをおすすめします。

先述したような不明点が少しでもある場合は、業者に確認をするようにしてください。
対応してくれない、曖昧に流されたりする場合は、悪徳業者のおそれがあるので、避けるようにしましょう。

外壁塗装は、気軽に何度もおこなえるものではありません。
安心して工事を依頼できるように慎重に確認をして選ぶことをおすすめします。


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外壁塗装業者にはどのような資格や免許が必要ですか?
回答: 外壁塗装業者には建築物塗装技能士の資格があると安心です。また、適正な事業所登録や法令遵守のための各種許可も必要です。

外壁塗装の見積もりにはどのような項目が含まれますか?
回答: 外壁塗装の見積もりには、塗装箇所や使用する塗料、作業工程、費用の詳細などが含まれます。また、追加工事や特殊な工程に必要な費用も含めて提示されることがあります。

外壁塗装の保証期間は何年間ですか?また、保証内容はどのようになっているのですか?
回答: 外壁塗装の保証期間は業者によって異なりますが、一般的に5年から10年程度が一般的です。保証内容については、塗装の品質や劣化、色褪せ、剥がれなどに対する保証が含まれます。

塗装する前に外壁の清掃や下地処理は行いますか?
回答: はい、外壁塗装をする前には、まず外壁の汚れやコケ、藻などを高圧洗浄などで取り除き、下地処理を行います。下地処理には、サビや腐食部分の修復、パテ埋め、クラック補修、サンドペーパーでの表面処理、防腐処理などが含まれます。

使用する塗料について教えてください。
回答: 外壁塗装に使用される塗料には、シリコン系、フッ素樹脂系、アクリル系、ウレタン系などがあります。使用する塗料は、耐久性、色落ち、汚れ落としのしやすさ、色調、価格など様々な要因を考慮して選択されます。

施工期間はどの程度かかりますか?
回答: 外壁塗装の施工期間は、塗装面積や下地処理の状態、天候などによって異なります。一般的には、数日から2週間程度が目安となります。

塗装中に何か問題が発生した場合、修理や対応はどのように行われますか?
回答: 塗装中に問題が発生した場合、業者は迅速かつ適切に対応することが求められます。修理や補修については、契約書に記載されている保証内容に基づいて行われます。

支払い方法はどのようになっていますか?
回答: 支払い方法は業者によって異なりますが、一般的には工事が完了してからの一括払いや、工事進捗に応じた分割払い、クレジットカードやローンを利用した支払いなどがあります。

施工前に現地調査や見積もりは無料ですか?
回答: 外壁塗装業者によって異なりますが、多くの業者は現地調査や見積もりは無料で行っています。

業者の保険や安全対策について教えてください。
回答: 外壁塗装業者には、万が一の事故に備えて、労働災害保険や賠償責任保険などの保険に加入することが求められます。また、安全対策としては、高所作業や足場の構築において安全性を確保することが重要です。業者によっては、安全対策のための設備や工具の整備、安全教育の実施などを行っています。