一水化成の無機塗料「レガリアハイブリッドGT」の特徴やメリット・デメリット
外壁塗装の際、重要なのはどんな塗料を使うかじっくり選ぶことですよね。
今回は一水化成の無機塗料である「レガリアハイブリッドGT」をピックアップします。
特徴やメリット・デメリットについて解説しますので、ご検討の際はぜひご参考ください。
見出し
レガリアハイブリッドGT塗料とは
レガリアハイブリッドGTは、断熱や遮熱といった、建物を守るために必要不可欠な性能を有機物、無機物ともに取り入れている、多機能型無機ハイブリッド塗料です。
そのため樹脂という有機物と、中に空気を含んだ「断熱グラスビーズ」という無機物の両方の性質を兼ね備えていることが特徴です。
両方の性質を持つことで、熱が広がるのを抑えながら、水分についても通しにくい状態を実現します。
さらに球体型の粒子が含まれているため外壁にぴったりと密着し、剥がれてしまうリスクを最小限に抑えます。
粒子の中には、空気を含んだグラスビーズが取り入れられており、高い断熱性を実現します。
グラスビーズとは、熱を持たず溜め込まない性質を備え、高い放熱効果を期待できるビーズです。
溜め込んだ熱を放熱しやすいよう細かく研究開発されていることから、効果的に機能を発揮します。
レガリアハイブリッドGTによって期待できるメリット
レガリアハイブリッドGTの特徴の中でも特に「塗る断熱材」と言われるほどの断熱性の高さは、大きな魅力と言えるでしょう。
外壁を消耗させる主な原因に太陽光による膨張・収縮が挙げられますが、レガリアハイブリッドGTは断熱・遮熱機能にこだわっています。
もちろん、建物内で感じられる気温の変動を抑えることにもつながり、夏は涼しく、冬は暖かい環境を構築しやすくなるでしょう。
また、耐久性も高く塗り替えの頻度を抑えられることも特徴です。
大切な建物の劣化を防ぎ、美しい状態を長く維持したいのであれば、こまめな塗り替えが必要不可欠です。
一般的に、紫外線や雨、雪といった影響を受けやすい外壁は5~10年を目途に塗り替えなければいけません。
塗料の種類によっても違い、アクリル・ウレタンの場合はだいたい8年、シリコン塗料の場合はだいたい10年が目安になるとされています。
直射日光が当たりやすい場所や、災害による被害を受けたあとであれば、この年数に関係なく塗り替えが必要になるかもしれません。
それに対してレガリアハイブリッドGTの塗り替え目安は、およそ20年~30年とされています。
ラジカル抑制技術を採用していることから、劣化の原因になりやすい紫外線に対し強い耐性を備えています。
塗り替えのたびに費用がかかることを考えると、初期投資をしてのちの塗り替えの手間・費用を抑えられると言えるでしょう。
レガリアハイブリッドGTの仕上がりは?
耐久性や断熱性に魅力があることはご紹介した通りですが、やはり仕上がりも気になるポイントではないでしょうか。
レガリアハイブリッドGTはつややかな質感が特徴で、格調高い、高級感を感じさせる仕上がりと謳われています。
また、塗りたては非常にきれいな状態であっても、どうしても経年劣化によって変化してしまうものです。
しかしレガリアハイブリッドGTは、防藻・防菌・防カビ性にも優れていますので、劣化を防ぎきれいな状態を保ちやすいでしょう。
さらに、カラーバリエーションも非常に豊富で、およそ60種類ものカラーの中から建物のイメージに合ったカラーをチョイスできます。
グレーやダークブラウンのように、重厚感を引き立てるシックなカラーはもちろんのこと、ふんわりとした優しいイメージを引き立てるカラーも多数揃っています。
例えば寒色系のカラーでも、高級感のあるインディゴや、柔らかくかわいらしい印象のアリスブルー、アクアなど、理想のイメージに合わせて自由に選ぶことができます。
フォグブルーのようにグレーの印象が強いカラーがいいのか、ホワイトの近いカラーがいいのかなど、家族で相談しながら選ぶ時間も楽しいものになりそうですね。
レガリアハイブリッドGTの注意点
さまざまなメリットを持つレガリアハイブリッドGTですが、利用の際には事前に確認しておきたいこともあります。
例えば、費用面です。
レガリアハイブリッドGTはほかの外壁塗料に比べて、やや高く感じられることがあるかもしれません。
高耐久性をうたっている商品であるため、その分費用は割高な傾向にあり「とにかく費用を抑えて理想の外壁を実現したい」と考える人にとっては最適な塗料とは言えません。
塗装面積が広くなればなるほど、当然その分費用もかさんでしまいます。
利用の際には、どの部分にどれくらいの塗料を使うのかあらかじめ確認し、計算しておくことで思わぬ出費に悩むことがないよう注意しましょう。
また、いくら耐候性が高い塗料といっても「20~30年のあいだ、一切メンテナンスをしなくてよい」というわけではありません。
塗料は壁の材質との相性によっても、仕上がりがまったく変わります。
どうしても相性の悪い壁材などもありますから、よく見極めなければ「高い費用を支払ったのに、期待していたほどの効果が感じられない!」という結果に終わる可能性もあります。
環境によっては塗り替えが必要になることもありますから、こまめに状態を確認するようにしましょう。
そして塗料の剥離・脱落が見られる箇所があれば、すみやかに塗り直すようにしてください。
レガリアハイブリッド塗料の口コミ・評判
レガリアハイブリッドGTの良い口コミ
レガリアハイブリッドGTの悪い口コミ
それは、商材商品というやつで、一般的な塗料に大層な名前を付けて販売している物だと思われます。塗料自体はOEMなので、全く同じものが安い値段で普通に流通しています。
その様な塗料販売会社は問題ですが、ハッキリ言うと、その様な商品を使う業者に工事を依頼するのは止めた方が良いです。自ら「私は塗料知識がないです!」と宣言しているようなものなので。。。塗装組合を薦める意見がありますが、私は薦めません。弊社は長年組合に入っていましたが、時代が変わったのと、談合を強要するだけでなく、向上心がなく宴会と旅行しかしていない組合に愛想をつかして結構前に退会しました。どこの組合も入会に基準がなく、技術の向上や組合員の利益になるような活動は行っていないといったところが多いです。それに、会員も必要な古い技術は持ってなく、かといって新しい塗料知識には乏しく・・・と言ったところが非常に多いです。なので、テキ屋でくじ引きするようなものだと思います。
出典:Yahoo不動産
まとめ
今回ご紹介したように、外壁塗装によって建物の耐久性は大きく変わります。
特に太陽光や雨風といった自然の影響は大きいため、耐久性に優れた外壁塗料を検討するとともに、断熱性など住む人にとっても心地よい環境づくりにつながる製品を取り入れることが重要です。
レガリアハイブリッドGTは、費用面での負担が大きくなりやすい一方、建物の耐久性を高めたい人にとっては魅力溢れる塗料ですので、検討してみてはいかがでしょうか。