雨樋の塗装は必要でしょうか?

雨樋は塗装した方がいいのか?
日本の家屋のほとんどには雨樋があります。
これは家屋の周辺に水の通り道を作ることで排水を良くする働きがあります。
この雨樋は日本家屋では標準的なものですが、外壁や屋根などのようにメンテナンスをするとしたらどうしたらいいのか迷うことがあります。
一般的には外壁や屋根は塗装することで家屋を守ります。
ですが雨樋の場合は必ずしも塗装の必要はなく雨樋そのものを交換や部分修理することによって対応する方が良いとされています。
これは雨樋の劣化がどれくらいなのかによっても変わってくるもので、雨樋の色が剥げてきても機能に問題がないときは塗装、機能にも問題があるときは交換、というようなはっきりした感覚で取り組むことがおすすめです。
費用の面から言えば塗装の方が安いですが塗装には限界もありますし、雨風の強さによっては塗装では太刀打ちできず交換しなければ危険なことも出てきます。
もしも今後雨樋に塗装する予定があるならそのときはぐるりと雨樋全体の状態をチェックしてからが良いでしょう。
雨樋に塗装するときどんな色がいいのか
雨樋に塗装するときはどんな色にしたらよいのか迷うことがあります。
近年では雨樋も目立たない存在にするのか、建物のアクセントして活用するのかによっては選ぶ色も変化します。
そのため目立たないようにするときは外壁と同じような色、または保護色を選ぶことがよく、アクセントにするときは反対色を選ぶことが良いとされています。
アクセントにするなら外壁が白だった場合は濃いめのブルーや黒、ブラウンなどが良い、といったことになります。
しかしこの配色については自分の部分的な見た目だけで考えるのではなくカラーシュミレーションをしてみることもおすすめです。
大体の感じをつかめるので想像しやすくなります。
さらに雨樋のサンプルがあるときは見せてもらい太陽の光の下で実際に見て色味を判断するとより実践的に選べます。