理想の外壁の色に出会うには、カラーシミュレーションアプリ!
お住まいの外壁を塗り替えようとする際、その色については多くの方が重視するのではないでしょうか。
どのような色を選択するかで外壁の印象が大きく変わりますよね。
ただし、外壁で使用する塗料のカラーバリエーションは、たくさんあります。
色見本を見ただけでは、イメージがしにくいこともあります。
そんなときに役に立つものがあります。
それが、カラーシミュレーションアプリです。
今回は、そんなカラーシミュレーションアプリについて解説していきたいと思います。
カラーシミュレーションアプリは、外壁のカラーを選ぶ際に役に立つと思いますので、この記事を読んでからいろいろと試してみてはいかがでしょうか。
注意点などを含めてさまざまポイントを紹介していきますので、すべて理解してから使用していきましょう。
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外壁カラーシミュレーションアプリのおすすめ5選
カラーシミュレーションは、大きく2つに分けることができます。
それは、塗料メーカーが開発したアプリとWeb上で使えるものです。
ここからは、使いやすくておすすめのカラーシミュレーションをアプリやWeb上で使えるものの両方から紹介していきます。
日本ペイント ハナコレクション
大手塗料メーカーである日本ペイントから展開されているカラーシミュレーション、それが日本ペイント ハナコレクションです。
これは、塗料メーカーがおすすめする配色を参考にできるというメリットがあります。
あなたが望むライフスタイルを軸に、塗装のカラーを選んでくれるシステムが組み込まれている優れものです。
さらに、外壁塗装で失敗が起こりがちな、窓枠や玄関ドアなどとの色合わせも事前に確認することができます。
より具体的に自宅の配色をイメージするために、自宅の画像を取り込んで配色を確認することも可能です。
ほかのアプリよりも配色の自由度が低いというデメリットはありますが、誰でも簡単にイメージを具体化できるので、おすすめです。
Nippon Paint Colour Creations
先ほどと同じ日本ペイントから出ているアプリでNippon Paint Colour Creationsというものがあります。
このカラーシミュレーションアプリのメリットは、携帯やタブレットで気軽に配色を試すことができることです。
操作も簡単で色を選択して塗りたいところを指でなぞるだけで、色を塗ることができます。
しかも、シミュレーション結果を保存して家族と共有することもできるので、とても便利です。
小林塗装 外壁塗装のカラーシミュレーション
愛知県名古屋市を中心に活動している塗装工事専門店である小林塗装が提供しているカラーシミュレーションもおすすめです。
なぜなら、小林塗装のカラーシミュレーションは、とても細かい部分まで色設定ができるメリットがあるからです。
はじめに希望の外観を12種類のスタイルから選びます。
そして、選んだスタイルはパーツごとに配色することができるので、かなり多くのカラーバリエーションを確認することができます。
さらに、スタイルを4方向に回転させることができるので、全体のイメージをつかみやすいです。
関西ペイント Re:paint
大手塗料メーカーである関西ペイントから展開されているカラーシミュレーションがRe:paintです。
このRe:paintは、選べるスタイルこそ4パターンと少ないのですが、カラーバリエーションがとにかく豊富です。
カラーは、モダンやカジュアルなどカテゴリ別で用意されているため、理想のイメージに近づけやすいです。
こちらも細かなパーツまで配色することができるので、大まかなイメージではなく具体的に住宅全体のイメージを確認することができます。
カラーも関西ペイントの標準色だけでなく、日本塗装工業会の色見本からも選ぶことができるので、バリエーションが多いです。
このツールのデメリットとして、使用するためにAdobe Flash Playerをインストールしなければいけない手間があります。
エスケー化研 住宅塗り替えシミュレーション
大手塗料メーカー3社のひとつであるエスケー化研が提供しているカラーシミュレーション、REPAINT SIMULATORもおすすめです。
このカラーシミュレーションの最大の特徴が、CGを駆使したシミュレーションであるので、イメージがとてもリアルに感じられるところです。
さらに、住宅のみならずマンションや工場の配色まで対応しています。
背景まで取り込んだシミュレーションが可能なので、自宅と周囲の住宅との調和性も確認することができ、カラーバリエーションも150色と豊富です。
スタイルは5種類と少ないほうですが、部分配色はかなり細かい部分まで可能なので、イメージをつかみやすいでしょう。
外壁カラーシミュレーションで気をつけるポイント
外壁の色を決めるのに悩んでいる方にとってカラーシミュレーションは、とても便利であり救いになるので、利用価値がとても高いツールです。
しかし、使用するうえで注意すべきポイントもあるので、紹介していきたいと思います。
カラーシミュレーションと現実には差が生じる
カラーシミュレーションは、あくまで参考ということを理解しておきましょう。
デバイス上で確認する色と現実での色には、多少の違いが出るのですが、これは仕方がありません。
現実での見え方は、太陽光の影響や塗装面積の影響を受けます。
面積は、明るい色は面積が広くなるとさらに明るくなり、暗い色は面積が広くなるとより暗く見えるようになります。
そのため、デバイス上よりも大きくなる現実で、イメージよりも明るい、暗いと感じることは多いです。
さらに、下地の種類によってツヤにも差が生まれます。
これにより色合いが変化することもあるとされています。
このように、さまざまな要因によってイメージと差が生じることを理解しておきましょう。
もう1度いいます。
カラーシミュレーションは、あくまで参考です。
周囲との調和は考慮されていない
多くのカラーシミュレーションは、平面でのシミュレーションであり、周囲の外観まで取り込んでシミュレーションしてくれるものは少ないです。
そのため、自分では満足のいくシミュレーションができたとしても、完成すると周囲の外観に溶け込めずに浮いてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
さらに、お住まいの地域によっては、景観条例により使える色に制限があるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
質感までは再現できない
カラーシミュレーションは、あくまで平面上でのイメージなので、質感やツヤなどは再現できません。
しかし、質感などもカラーへ大きく影響する要素であるため、自ら判断することが難しい場合は、業者さんに相談しながら決めることをおすすめします。
まとめ
今回は、おすすめのカラーシミュレーションからカラーシミュレーションを使用する上での注意点まで紹介させていただきました。
カラー選びは、外壁塗装で重要な項目だと思います。
そのため、悩んでしまい決断を下すことが難しく感じる方が多いです。
そんなあなたにカラーシミュレーションは、最高のツールだと思います。
ただし、カラーシミュレーションはあくまで参考です。
あまり過信せず、どうしても不安な場合は業者さんと相談しながらカラーシミュレーションを駆使して理想のカラーを探していくことをおすすめします。