無機塗料っていったい何?
無機塗料の特徴を紹介
外壁塗装の種類は非常に大きく分けると有機塗料と無機塗料に分かれますが、どう違うのかというと無機塗料は好物が主成分になっていて有機塗料は有機樹脂が主成分といった大きな違いがあるものです。
無機塗料は好物が主成分といっても大抵はセラミックやケイ素が主な成分でガラスやタイルなどを使用することもありますが近年では有機物を混ぜたハイブリッド塗料が多くなってきています。
そういった意味では完全なスタイルを確保している無機塗料はほとんどないか少ないのですが、無機塗料独特の水性なのか弱溶剤2液型なのか、水性2液型なのかによってはだいぶ対応が違うと言われています。
また無機質だけでは塗料としては使えないので有機樹脂をプラスしている塗料が多く、そういった意味ではハイブリッド塗料が主流なのかもしれません。
無機塗料のメリットとデメリット
無機塗料のメリットとデメリットはいくつかあり耐候性が高く汚れにくく燃えにくいというメリットがある反面で、価格が高くなりやすくひび割れを起こしやすいといったデメリットが存在しています。
メリットに注目していくと、紫外線に強いことから丈夫な塗膜を作ることができます。
それに撥水性があるので無機塗料はカビがほとんど生えることがなく一部ではカビを寄せ付けないほどの効果が期待できます。
デメリットに注目していくと外壁塗装に使用する塗料は価格帯によって耐用年数や性能が違いますが、その平均的なラインナップを見ていっても価格が高くなりやすい傾向にあります。
コストの高い種類が多いことや初期費用が多くかかることも関係しているといえます。
ひび割れについてはこれは耐用年数の前後ではよくあることですがやはり塗膜が硬くなることからひび割れしやすくなるといえます。
業者の技術力によるところもあるのですが、無機塗料にふさわしい下地を使っていればひび割れは最小限に抑えられるもののその点は確認が必要になる部分です。