火災保険活用リフォーム
火災保険活用リフォームとは?
基本的に火災保険を利用したリフォームを行うことはできません。
住宅というものは必ず劣化し、その劣化に伴うリフォームに対しては火災保険の適応外となるためです。
そのため、外壁の色あせやシーリングの劣化などによる外壁塗装の場合、火災保険適応外となります。
そんな中でも、火災保険を利用しリフォームを行うことが可能な場合があります。
この場合、厳密に言えばリフォームではなく修理となります。
火災保険が適応となるのは、台風や積雪などといった自然災害などが主になります。
これにより、住宅に被害があった場合、修理補償で住宅を修繕することが可能なのです。
火災保険活用リフォームを行いたい場合は?
火災保険活用リフォームを行いたい場合は、まず、火災保険を活用したリフォームや申請のサポートを行っている業者に相談することをおすすめします。
外壁塗装会社の中には、火災保険活用リフォームに力を入れているところもあり、専用サイトを開設しているところもあります。
まずは、そのような会社に相談することから始まります。
また、なかには、損害保険代理店登録を行っているところもあり、よりスムーズに火災保険活用リフォームを進めることのできる会社もあります。
火災保険活用リフォームのメリットと注意点
火災保険活用リフォームのメリットは、自動車保険などとは違い保険を利用しても保険料が上がる心配はありません。
そのため、保険料など気にせず申請し利用することが可能です。
また、保険金の使い道が細かく限定されていないため、臨機応変な修理が可能になります。
注意点としては、必ずしも適応される補償はないこと。
請求には時効があり3年以内に請求する必要があります。
そのほか、悪質な申請代行業者には注意が必要で、申請代行とともにリフォームも請け負ってもらうことができて便利なものの、自己負担額が多くなる場合や高額な代行料を取られたなどといったことが起きています。