火災保険を利用して外壁塗装を行うことができる
火災保険から外壁塗装の費用を捻出することができる
経年劣化によって生じた外壁のトラブルには保険が適用されませんが、台風や突風、竜巻、あるいは強風が原因で破損した外壁の修復にかかる費用は、火災保険から捻出することが可能です。
ただし、火災保険の保障の範囲として「風災」が指定されていることが条件として欠かせませんから、今一度契約している火災保険の補償内容を確認しておき、未加入の場合には保険選びの際に重視する点としましょう。
何らかの災害や不可抗力によって外壁にダメージが発生したという場合には、身銭を切ることなく外壁塗装を施せる可能性が高くなりますから、この点をしっかり覚えておき、いざというときには必ず申請して下さい。
なお、風災の定義となるのは「風速20メートル以上の強風」とされており、保険を適用するためには損害した金額が20万円以上でなければならない場合があることも注意しておくべきです。
火災保険で外積塗装を依頼するまでの手順
まずは大前提として、火災保険から外壁塗装の費用を賄うためには「風災から3年以内申請」が必須であるため、被害を受けたことを確認したらすぐに修理と保険の申請を行いましょう。
保険の申請よりも先に、まずは外壁塗装の業者に見積もりを依頼し、業者による報告書と見積書を作成した上で火災保険の契約を結んでいる保険会社に連絡を入れ、書類の請求を行ってください。
保険会社から申請書が到着したら、申請書に必要事項を明記の上で塗装業者による報告書と見積書を添付して提出し、保険の請求を完了させます。
その後、保険会社によって現地調査が行われ、風災と認定されると保険の申請が認められると、保険会社が定めた規則に則った保険金が後日支払われます。
保険金の受領が完了したら、見積もりを取ってもらった塗装業者に再度連絡を入れ、具体的な工事日の打ち合わせを行い、必要となる費用を受領した保険金を賄って支払いましょう。