外壁塗装の7つの窓口!内容の違いとそれぞれの特徴
外壁塗装工事では、多くの場合は塗装会社に施工してもらうことになります。ただし、工事契約をする相手は塗装会社とは限りません。工事契約の相手、つまり、外壁塗装をする際の窓口となる会社は、工務店やホームセンターなど様々なのです。
契約窓口となる会社のタイプによって、金額や施工内容も異なるため、それぞれの特徴を把握しておくことが、外壁塗装を成功させるための重要なポイントになります。
この記事では主に、以下7つの窓口について説明していきます。
●ハウスメーカーや工務店
●ホームセンター
●家電量販店
●リフォーム総合店
●ショッピングセンター
●塗装専門フランチャイズ
●塗装専門店
これから外壁塗装をする予定がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
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契約窓口別の特徴
ハウスメーカーや工務店
ハウスメーカーや工務店には、地元密着の小さな会社から全国でテレビCMを流しているような大企業まで、さまざまな規模の会社がありますが、ほとんどの会社に当てはまる共通点があります。
それは、自社に塗装職人がいないということです。
基本的に、工事は下請け業者が行いますが、その代わりに自社の施工管理者をしっかりと配置している会社もあれば、丸投げの会社もあり、それぞれです。
中間マージンが発生するため、工事料金は、高めになる場合が多いです。
ホームセンター
DIY用の塗料なども販売しており、一般の方にも馴染みのあるホームセンター。
そんなホームセンターでも、外壁塗装の申し込みができる店舗が増えています。
このホームセンターも自社に塗装職人がいない場合が多いです。
多くのホームセンターが、提携している地元の塗装業者を下請けとして工事を依頼します。
そのためホームセンターは、ハウスメーカーや工務店ほどではありませんが、料金は高めになります。
家電量販店
冷蔵庫や洗濯機にテレビのような暮らしに欠かせないものを販売している家電量販店。
そんな家電量販店でも、外壁塗装などリフォームの申し込みを受けているところがあります。
ホームセンターと同様、ほとんどが地元の塗装業者を下請けに使い、工事を依頼しています。
一概にはいえませんが、チラシを見ていると、ウレタンなどあまり使用されないグレードの低い塗料をパック料金で訴求しているところをよく見かけます。
家電量販店で申し込むメリットとしては、家電製品を買って貯まったポイントが使えることです。
リフォーム総合店
リフォーム総合店は、その名の通り外壁塗装や屋根塗装だけではなく、お風呂やキッチンのような水回りなど、住宅のことならなんでも対応している業者です。
どちらかというと料金も高い傾向にあるといわれています。
ショッピングセンター
ショッピングセンターは、家電量販店やホームセンターと同じで、地元の塗装店と提携しており、仕事を下請業者に依頼します。
塗装専門フランチャイズ
塗装専門のフランチャイズ店は、その大元が塗装店を営んでいたり、塗料メーカーである場合があります。
自社で職人を抱えており、料金が適正である場合が多いです。
塗装専門店
塗装専門店は、下請業者に依頼せず自社でしっかりと施工してくれる場合が多いです。
他と比べると余計な費用がかからないため、適正価格またはそれよりも安く塗装してくれます。
地域密着型の業者が多い傾向にあります。
塗装団体
自社施工の塗装専門店が集まり、結成された団体や会社のことです。
下請業者に依頼する業者は質が悪い?
下請業者を使うこと自体には、問題はありません。
当然、しっかりとした施工をする下請業者も存在します。
では、どのような場合に注意しなければいけないのかといいますと、元請け業者が利益の多くをとり、下請業者の取り分が少ない場合です。
この場合、下請業者が赤字になる可能性があるため、人員を減らし手抜き工事をしたり、材料費を抑えたりとして自社の利益を捻出しようとします。
そして、リフォームをしてから年数がそこまで経過していないのにも関わらず、不具合が発生してトラブルにつながります。
また、自社の職人ではないことで、各職人の技術のムラや施主とやり取りをしている現場管理との意思疎通がうまくできていないというおそれもあります。
では、どんな業者ならしっかりとした施工をしてくれるのでしょうか?
例えば、提携する業者を厳選している会社があります。このような会社は自社社員と同様の教育を下請業者の職人にも施しており、安心できます。
また、働いていた職人さんが独立した業者が協力会社になっているような会社も安心です。
まとめ
外壁塗装を依頼するにしても、さまざまな窓口があり、それぞれに特徴があります。
安さと品質の面から、自社施工をおこなっている地域密着型の塗装専門業者に依頼することをおすすめします。