外壁塗装の下塗りの重要性・ポイント・手順
外壁塗装の下塗りとは?
外壁塗装の下塗りとは上塗りを行う前の工程で、下地と上塗りの間に塗る工程となります。
下塗りも上塗りも同じ塗料を使用すると思われている人もいるようですが、実際には、下塗り塗料と上塗り塗料は異なり、また、下塗り塗料の場合、外壁の種類によって異なります。
下塗りは下地に合わせて塗装され、2回以上行い、2種類以上の塗料を組み合わせ施工されます。
そんな下塗りの役割としては、下地と上塗りの接着が大きなものとなります。
上塗り塗料だけの場合、塗料が下地に密着しにくく下塗りが必要となります。
また、下塗りを行うことで、外壁に塗料が吸い込まれることを防ぐことができ、余分な塗料を使用せずにスムーズに上塗りを行うことが可能になります。
そのほかにも、さび止め効果や下地の色を隠すといった効果が下塗りにはあります。
外壁塗装の下塗りの重要性・ポイント・手順
外壁塗装の下塗りの重要性は、第一に下塗りを行わなければ塗料がはがれやすくなってしまうという点です。
また、下塗りを行うことで、以前の色を気にせず好きな色へと外壁を変化させることも可能。
下塗りによって上塗り塗料が下地に吸収されることを防ぐことが可能なことから、無駄な塗料の費用を抑える効果もあります。
これらが、下塗りの重要性となります。
次に下塗りのポイントとしては、下塗り前の洗浄は十分に行うこととなります。
これを怠ることで、塗装がはがれやすくなってしまいます。
また、下地に補修が必要な場合は必ず下塗りを行う前に補修を行います。
適切な手順としては、十分な洗浄を行い、ひび割れなどの補修。
そして、下塗りといった手順となります。
外壁塗装に欠かせない下塗り
以上のことから、外壁塗装には下塗りが欠かせないものであるということがわかったかと思います。
この下塗りをどれだけ丁寧に行うかによって、次に行う上塗りの完成度。
耐久性に現れるといっても過言ではないほど外壁塗装において重要なポイントとなります。