外壁のひび割れってどうやって補修すればいいの?
「よく見ると家の外壁のあちらこちらにひび割れが入ってきている」
「ひび割れが入っている箇所があるのだけれど、どうやって対応すればいいの?」
といった声が聞こえてくることがあります。
このような場合、補修をすべきなのですが、2つの選択肢が出てくると思います。
それは、DIYで補修するのか?それともプロに任せて補修してもらうのか?
どちらにせよ、まずしてほしいことは、ひび割れがどれくらいあるのか測ることです。
なぜなら、ひび割れは、ひびの幅によってリスクが変わってきます。
幅が0.3mm未満であれば、さほど問題はなく早急な対応が必要というわけではありません。
それ以上のひび割れならば、一度点検することをおすすめします。
ということで、ここから詳しくひび割れの補修について説明していきますので、最後までチェックしてみてくださいね。
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ひび割れが原因の4つのリスク
外壁のひび割れは、建物にさまざまなリスクを発生させます。
雨漏り
ひび割れが発生するとそこから雨水が浸入してきます。
いきなり室内に影響が出るわけではなく、時間が経過すると雨漏りを発生させる可能性があります。
建物の劣化・耐久性が下がる
ひび割れが発生しているのに、そのまま放置していると劣化が進み、サイディング、モルタルの下地が腐ってしまい、外壁材を交換しなければならないという最悪のケースに繋がりかねません。
さらに、ひび割れから侵入した雨水は外壁内部に浸透することで、湿気が好物なシロアリ発生の原因にもなります。
結果、建物そのものの耐久性が落ちてしまいます。
湿気によるカビの発生で人体に悪影響
ひび割れから雨水が浸入することでカビが発生しやすくなり、人体に悪影響を及ぼす危険性があります。
美観が失われる
当然かもしれませんが、ひび割れが入ることで家の美観が下がってしまいます。
せっかくのマイホームの見た目の美しさが徐々に下がってしまうと気分も落ち込んでしまいますよね。
ひび割れの補修方法や費用など
【補修方法】
ひび割れの補修は、業者に依頼する方法がベストです。
もちろん自らDIYで補修することも可能です。
しかし、DIYだと一時的な応急処置にしかすぎません。
ひび割れの状態を見極めてから、適した補修をしなければすぐにひび割れが再発してしまう可能性が高く、またすぐに補修をしなければならなくなるので時間も費用も余計にかかってしまうことになります。
そのため、最初から業者に任せて補修してもらうことをおすすめします。
【補修費用】
ひび割れは、幅や深さ、発生原因などによって様々な補修方法があり、状態によって補修費用が違ってきます。
ひび割れの発生箇所が2階部分のような高所である場合は、足場の設置が必要不可欠になるので、補修費だけでなく足場の設置費用も必要になってきます。
このように状態や箇所によって値段が変わってきますので、一概には言えないのですが、一般的な住宅でひび割れが広範囲に発生しており、全面補修をした場合で約80~150万円くらいと言われています。
【保証・保険】
現在の自宅を新築で建てたとき、はたまた中古で購入したときや塗り替えを行ったとき、業者から保証書は受け取りましたでしょうか?
〇年保証がついています。という話をされたのを覚えていませんか?
保証書を受け取った記憶があるのならば、まずは保証書を確認してみてください。
条件によっては、業者が補修を請け負ってくれる可能性があります。
あと、ひび割れの発生原因が地震や台風などの自然災害によるものであった場合、地震保険や火災保険が適用できる可能性もあります。
保険に加入しているという方は、一度保険が適用できるのか確認してみるべきです。
【ひび割れ補修のベスト】
0.3mm以上のひび割れの補修をとりあえずDIYで行ったとして、そのまま放置することはおすすめできません。
DIYで行った補修がどのくらい持つのか、さらには他にどういった補修が必要なのかを判断してくれるので、おすすめします。
DIYで補修を行ってから業者を呼んで確認してもらうのならば、最初から補修を業者に依頼した方がいいと思う方も多くいらっしゃると思います。
もちろん費用は業者に依頼した方が、費用が高額にはなるのですが確実にプロが補修する方が格段に良い仕上がりになります。
まとめ:信用できる業者を見つけて依頼しよう
ひび割れの補修についてここまで説明させていただきました。
ひび割れの状態や発生原因によっては、DIYで補修ができるのですが、応急処置程度にしかなりません。
結果、先ほどから何度か書かせていただいているのですが、業者に依頼することをおすすめします。
もしも、DIYで補修をしたとしても業者に確認してもらうことをおすすめしているので、それならば費用が少しかかったとしても、はじめから業者に補修をしてもらう方が良いと思います。
業者に依頼する際は、地域で評判の信頼できる業者に依頼しましょう。
見積もりを依頼するときは、候補を多くても3社ほどに絞り、評判なども含めて比較して選ぶようにしてくださいね。