光触媒塗料

光触媒塗料とセルフクリーニング機能
外壁塗料には、「アクリル系塗料/ウレタン系塗料/シリコン系塗料/フッ素系塗料」などさまざまな種類があります。
そしてこの項では、今までの外壁塗料の概念を変えた次世代塗料をについて紹介したいと思います。
それが「光触媒塗料」です。
いったい光触媒塗料とは、どのような塗料なのでしょうか。
○光触媒塗料について
もともと光触媒塗料は、TOTOが開発した塗料だといわれいます。
白の塗料の原料である酸化チタンに紫外線を当てることによって、「有機的な汚れを浮き上がらせる/水が膜上に馴染みやすくなる超親水性」の性質があることがわかりました。
その性質を組み合わせて、でき上がった塗料が光触媒塗料なのです。
そして光触媒塗料にハイドロテクトという環境浄化技術を取り入れることによって、セルフクリーニング機能を持たせることに成功したのです。
・セルフクリーニング機能
光触媒塗料を塗装した外壁は防汚性に優れていて、とにかく汚れが付きにくいだけでなく、汚れが付いてもすぐに洗い流すことができます。
この機能をセルフクリーニングといいます。
光触媒塗料のさらなる特徴
光触媒塗料の画期的な機能は、これだけではありません。
実は、空気を浄化する機能もあるのです。
(ちなみに、50坪でポプラの木約16本分の空気を浄化する効果があるといわれています。)
さらに光触媒塗料が凄いのは、耐久年数も約20年維持し続けることができるのです。。
この耐久年数の長さは、外壁塗料の中でもっとも長期間といっても過言ではありません。
このように、光触媒塗料は環境問題にも貢献することができる塗料なのです。
光触媒塗料のメリット
ではここで、改めて光触媒塗料のメリットについて触れておきます。
・セルフクリーニング機能(手間暇を掛けず、外壁をキレイに維持する)。
・空気を浄化することができる(環境に優しい)。
・外壁の劣化原因でもある紫外線に強い効果を発揮する。
・耐久年数が20年。
・遮熱性が高い。
・カビが発生しにくいだけでなく、嫌なニオイを分解することができる。
・光沢感が長持ちするだけでなく、デザインそのものが映える。