住宅基礎コンクリートのリフォーム
住宅基礎コンクリートの重要性
大切な家を守ってくれると言っても過言ではない土台。
それが、住宅基礎コンクリートです。
地盤を固めたうえにコンクリートで造られた基礎を住宅基礎コンクリートと言い、この基礎によって何十年も家全体を支えることになります。
住宅リフォームと聞くと、外壁塗装などのメンテナンス。
水回りなどを新しくするといった目に見えて美しくなるリフォームを思い浮かべることと思います。
しかし、忘れてはいけないのが住宅基礎コンクリートのリフォームなのです。
では、どのような時に住宅基礎コンクリートのリフォームが必要になるのでしょうか。
住宅基礎コンクリートのリフォームが必要な時とは?
住宅基礎コンクリートのリフォームが必要になる場合は、主に地震などによる地盤のひずみが生じた場合となります。
住宅基礎コンクリートの上にある木材においては、白アリ被害などで腐敗することが多く、木の傷みなどを修理する家も少なくありません。
一方、住宅基礎コンクリートの場合は、そのような白アリ被害ではなく、地震などが原因になるほか、経年劣化により傷みが生じる場合もあります。
これは、ひび割れ等ですぐに確認することが可能です。
住宅基礎に気になるひび割れを見つけた場合、早いうちに専門業者に相談し対処する必要があります。
住宅基礎コンクリートのリフォーム方法
では、実際、住宅基礎コンクリートのリフォームはどのように行われるのでしょうか。
基礎のリフォームは、傷んだ場所を養生し、下地処理を行ってからコンクリート補修材などで住宅基礎コンクリートの補修を行います。
少しのひび割れなどは、この程度のリフォームで完了です。
しかし、地盤沈下などによる基礎の傾きが生じている場合は、より大掛かりなリフォームが必要となります。
家本体をジャッキ等で持ち上げ傾きを補修していきます。
このようにあまり知られていませんが、住宅基礎コンクリートのリフォームも必要不可欠な住宅リフォームの一つとなります。