ウレタン塗装のメリットとは?
ウレタン塗装のメリットとは?
ウレタン塗装とは主成分がウレタン系であるものを指していい、別の呼び方をするとウレタン樹脂塗料などといわれることがあります。
2液型塗料としてとても良く使われていた塗料でシリコン系塗料が登場する前までは塗料といえばウレタン、というほど人気のあったものです。
ウレタン塗料のメリットは塗料そのものに少し柔らかさがあるのでひび割れが発生しにくいまたは抑えられるというメリットがあります。
ほかでは塗料の性能と価格帯のバランスが良いということが言えます。
先にも触れたようにシリコン系の前に主流だった塗料だけに流通量も多いし、メインで使用している塗装屋さんも多いことから安定感があります。
さらに硬化剤の種類を変えると使い分けることができ、低汚染性の追加や、弾性塗膜に変更といったこともできる優れものです。
ウレタン塗料は日本メーカーのほかにも海外メーカーもあります。
とにかく種類が豊富にある塗料なので塗る場所や塗料との相性や条件が合うものを選ぶと失敗しないで塗れる塗料です。
ウレタン塗料のデメリットとは?
ウレタン塗料は価格帯や塗料としての性能がバランスよく、使いやすい塗料なのですが近年主流になっているシリコン樹脂系の塗料に比べるとやや性の面で劣勢なところがデメリットといえます。
性能面ではシリコン樹脂系に適うところはほとんどなく、もしもあるとすれば価格くらいです。
近年では硬化剤を混ぜる作業が手間と感じる業者も多く、混ぜ方もある程度のコツが必要なので不具合が出やすいなどと感じる方もいます。
硬化剤が少なくても多くても固まらないといったことにも関係しています。
しかしだからといってウレタン塗料が悪い塗料というわけではありません。
あくまでもシリコン樹脂系のものに比べればの話なので、ウレタン塗料が向いている建物や条件などで絞り込んでいくと、ウレタン塗料ではんければ対応できないかもしれない、といったことも出てきます。